![]() そうですね~ お地蔵さん所長は、こんなイメージ! 上品で温和な風体、メガネの奥の小さな細い目が特徴 でした。設計事務所としてはレトロで狭い部屋の他に 大家さんの住居部分にもう一室、書庫とでも言おうか 青焼きコピーが置いてある床が畳の部屋がありました。 窮めつけはトイレ、これも大家さんの便所を拝借するも ので、事務所からずっと奥まで行き用を足すといった 具合でした。又何より億劫だったのは、そこへいくまでに 大家の番犬で柴犬まがいのワン公に凄まじく吠えられることでした。その犬の歓迎は、 くちべたジゾーの犬嫌い(当時は全くダメ,今はkerryを飼っています)もあってワン公と 眼が合わせるようになるまで、1ヶ月ほど毎日そして毎回続いたわけであります。 今思えばヤツにも小僧と嘗められた訳でその後、無視されるまで続きました。 そんな日々にも一寸楽しいこともありました。 第4話につづく
自宅が兼用になっています。一階が、わが設計室です。
陽あたりが良過ぎてブラインドを閉めないと仕事になりません。 ぜひ一度お越し下さい。お待ちいたしております。 そう・そう 只今外部の塗装改修中です。次はどんな色になっているか おたのしみに! ![]() ![]() お地蔵さん所長はともかく、勤め始めた設計会社の事務所は 名古屋駅から市電(当時はかなり市内を走っていました)か、 バスで20分程の場所にありました。事務所とは名ばかり普通の 2階建て住まい(大家さん)の1階を間借した二間(3.6m)の 間口で奥行きが三間半(6.3m)ほど、コンクリートの叩きの土間に 木製の机が並んだ、天井が低い殺風景な処でした。たしか誰が乗 るのかバイクが事務所の中に入れてあり毎日一番に出勤すると、この重いシロモノを 建て付けの悪い親子のガラス扉を全開にして路上に動かしたものでした。このシロモノ は、所員の一人が専用で乗る業務用のバイクだとすぐ解りました。さて私の先輩所員は お地蔵さんの他に、少し年配の意匠専門(デザイン)の女性ぽい人・無愛想で気難しそ うなバイカー・白いもち肌の構造くん・佐織町から来る高校の助手先生のキャリアがある 小柄さんでした。その時は、誰がいくつ(年齢)かは見当もつきませんが、背伸びをすれ ば頭を打ちそうなスペースでした。3月の上旬でダルマストーブがあり、ミニュチュアのよ うな小ちゃな応接セットも置かれてありました。こんな頃くちべたジゾーさんは、冬に入る と風邪をひき鼻がズルズルとまさに洟垂れ小僧でした。 まあ~ これが職場の風景でございました。 3話につづく
ブログ書くのは始めてです。
始めましてくちべた地蔵さんと言います。私は、【ブログの中ではくちべたジゾー】 かつて技術系ならばあまり話が得意でなくても仕事が遣って行けると考えて 建築の設計を選び、工業高校そして設計事務所へ就職しました。入社した事務所の所長さん が、面接をした折に「ここからなら大学に通えるぞ」と一言いってくれました。それがきっかけで 大学2部(夜間)へも入学した次第です。 「地蔵さん」とは、その時の所長さんの姿と話ぶりが私にはどこか寛容なお地蔵さんに 見えました。やっぱりこの仕事は、多くを語らなくても良いのだと、思いそのお地蔵さん所長の 設計事務所で社会人のような、学生のような気持ちで勤めることになりました。 口下手な青年の苦労は、それから始まることになります。・・・・ くちべたジゾーさんは、未だ19才の春のことでした。
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